『五十肩に対してどのような治療がなされているのか』といえば、まずはメディカルチェックが必要です。レントゲンを撮って、異常がなければ電気療法やホットパックなどの物理療法です。超音波やSSP、低周波、高周波、干渉波、マイクロでしょうか。。レーザー治療なども使われる事があります。
よく『動かさないといけないよ〜』と言われて、むしゃらに動かしている人がいます。これ絶対にやめたほうがいいのです。何故なら、動かせる時期は、まだ初期だから動かせるだけで、そのうち激痛に見舞われるのは知れた事実だからです。しかし、知識が無かったがために、一生懸命動かしてしまいます。普通に生活する分には問題ないのです。でも、皆さん本当に一所懸命になって動かしています。治るのが長引くだけなのに。。
時々、『運動していて治ったよっ!』て方がいますけど、そのような方も、よくみると治っていないのです。拘縮があり、完全には治っていません。そして、ほとんどの五十肩は、この拘縮の時期を乗り越えなければなりません。乗り越えるというよりも、迎えると言った方がよく、この時期を早く迎えて、早くやり過ごすことが大切です。一般的には、こんな方法で治すなんて、あまり語られませんが、これが実際かと思われます。
何となく、そのうち治ったなんていうのは、五十肩の指し示す病態ではなく、他の肩痛です。いわゆる筋の断裂や靭帯の緊張、断裂、弛緩などなど・・・これらは、通常の物理療法もしくはメディカル治療にて、治るはずです。治らないから『五十肩』なのです。このいわゆる『五十肩』には“治すコツ”があるのです。
とは言っても奇跡は起きません。奇跡が起きたなら、それは五十肩ではありません。判りにくいですが、五十肩にはそれなりの治る時間が必要なのです。1年、2年。。そんなにかかりません。早くて3ヶ月〜6ヶ月ではないでしょうか。6ヶ月も経てば、大概は『もうすぐ治る』と実感できるはずです。そして、動かして悪化することはほとんど有りません。ここで始めて運動療法の効果が実感できる時期です。
これが『五十肩が治っていく』ということです。奇跡は起きないのです。的確な知識を得ることが何より大切ですし、実践することです。このイタイイタイ五十肩、筆者も経験済みです。