『五十肩になったら運動しないといけないよ!』と言われることがあります。実際に、五十肩の時に運動したらよくなるかといえば、時と場合によるのです。時期を誤れば痛みが増していきますし、自覚としては悪化します。
五十肩の初期は運動が出来るので、意外に皆さんまじめに体操しています。体操の方法にもよると思いますが、これで良くなる人もいれば、悪くなる人もいます。いわゆる『五十肩』であったなら、普段やっていないような無理な体操は、マイナスになると思います。
何故マイナスかと言えば、そのような人を沢山見てきているからです。そして、筆者自身が実験的に行った水泳で見事に痛みが憎悪しましたから言える事なのです。だからといって、体操が悪いわけではありません。大切なのは、おそらくですが、『時期』です。
では、いったいどの時期に、体操もしくは運動を開始したらよいのかという問題が出てきます。また、どのような体操もしくは、運動をしたら良いのかといった問題も出てくるわけです。まずは、普段やりなれている運動もしくは、エクササイズがいいでしょう。又は過去にやっていた運動で、方法を良く知っているものがいいのではないでしょうか。
やった事が無いことを、いきなり始めるのは、痛みが憎悪する可能性が高いので、避けたほうが無難です。運動をしたことがない方は、困ってしまいますよね。一応、治療用のエクササイズとしてコドマンズ体操というのがあります。これもやる時期によっては、まったく効果が無いように思います。
運動もしくは体操を開始する時期は、拘縮期の末期がよいと思います。これまでは痛みがあり、動かす事を神経が本当に嫌がっています。無理に動かす必要がないという事だと思います。ただし、拘縮期の末期に於いては、痛みはありますが、動かしたくなってきますし、動かすごとに効果を実感できます。そして、多少無理して動かしても、悪化することが無いのです。とはいえ、程々に自己責任において実行しましょう。
体操は、はっきり言って何でもいいと思っています。コッドマンズ体操でもいいですし、肩つまみ体操でもいいと思います。【肩関節包矢靭帯を伸長していくような運動がベスト】また、ウエイトトレーニングのような、過度な運動は必要ないと思います。一般的には、筋力トレーニングも推奨されますので、関節保護という観点からは、取り入れるのも方法です。