五十肩には治療が大切です。殆んどの皆さんが、五十肩と聞いて、痛いにもかかわらず、安心して治療をやめてしまいます。治療が思うような効果を挙げなかったという事もあるでしょうし、まだ何とか生活出来ると言う事もあるからでしょう。特に治療をする必要が無いとか、年だから仕方がないと判断するわけです。
治療をしないで、ご自身で運動治療をなさっている方がいます。初期の五十肩に運動をすると、治ってしまえばそれでいのですが、治らず悪化していくケースが多いです。物理療法もそれほど著効な治療とはいえないようですし、患者さんは、どうしたらいいのか悩んでしまいます。
痛みが悪化しない程度に運動をすることは、大切なのかもしれません。これは、関節の炎症を防ぎ、拘縮が出ることを防いでくれるかもしれません。しかし、殆んどのケースで拘縮は出てきます。運動をしてもしなくてもです。拘縮が出てこない肩関節痛は、いわゆる五十肩とは区別して、原因があるものであると理解しています。
もしかしたら、上手に運動した人は、治るのに時間がかかっても、拘縮を防げたのかもしれません。このような症状の方は見かけます。でも,、やはり拘縮は出てきます。大きくはないけれど、確かに拘縮が出ています。この時期をいかに上手に過ごし、治療を施すかが問題なわけです。
また、拘縮の末期に入ると、痛みがありますが、あまり動かすことに不安を感じません。この頃からどんどんマニュピレーションして動かします。ご自分でもエクササイズしていきます。努力と比例して、硬くなった肩関節がどんどん動くようになってきます。
恐る恐る動かしますが、そのうちエクササイズに効果が出てくることを知り、しっかりと取り組むようになります。しかし、やらなければ、まったく伸展しません。動きが硬いままです。そのうち治るでしょうが、ものすごい時間が掛かります。
この時期において、体操やエクササイズは非常に有効となり、治癒を目で診てわかるようになります。どんどん動かしてみましょう。ただし、無茶は禁物です。あくまでやさしくやさしくです。でも大胆にです。是非実行してみましょう。(自己責任において、お願いします)