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五十肩にマッサージ

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五十肩にマッサージは有効でしょうか。目的によると思いますし、マッサージを施す時期や部位によっても効果はまちまちではないでしょうか。炎症の強い時期はマッサージはマイナスです。基本は休養とアイシングです。


五十肩とトリガーポイント治療は有効でしょうか。トリガーポイント治療は、特に慢性的な疾患をお持ちの方に対しては一般的によく利用されている筋肉の治療です。五十肩の末期の治療には筋膜調整といった意味で有効と思います。ただし、これで五十肩に効くのは末期の筋肉の拘縮期です。


筋肉の異常が治っていると考えられるにもかかわらず、治りの悪い痛み、もしくは違和感に対しては、筋膜という所に異常があるといった考え方です。この筋膜異常を正す一つの方法としてトリガーポイント治療というのがあります。


この治療方法で沢山の困っておられる方々が救われたのであろうと想像いたしますが、幸か不幸か、トリガーポイント治療が効果を大いに発揮したという例は、上記の通り、末期のみです。


トリガーポイントは、専門家の教育としても、よく発達していて、治療としても確立されています。この治療法をお使いになる先生方は沢山おられます。また、このトリガーポイント治療を専門的に利用しておられる先生方は、治療の効果を良くご存知かと思われます。


肩関節痛によく言われる異常は、回旋筋腱板の異常です。棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋がそれにあたります。このうち最も多いといわれているのが、棘上筋の異常です。筋の断裂や炎症などの異常が生じます。筋肉自体の異常は炎症を抑えて急性期治療を施して、慢性期には、ストレッチや筋肉強化エクササイズが施されます。これで、大体軽いもので数日、重症のものでも数週間で治癒します。

棘上筋.jpg

しかし、ある程度回復した後に違和感や筋肉の硬さ、可動域の減少などが残ることがあります。これらの異常は筋膜の異常と考えられています。そしてこのトリガーポイントの出番です。この時期に初めてこの治療法の効果が発揮されます。


筋膜とは筋肉の外層にあり、筋肉の繊維を包んでいます膜状の組織です。この膜に異常を残してしまった状態を、トリガーポイントとよばれる筋肉のある一定のポイントを刺激することで解消しましょうという方法が、トリガーポイント療法の大まかな理論です。


トリガーポイントの刺激の方法はさまざまです。手技であったり鍼灸治療であったりします。このポイントを上手にピンポイントで狙い済まし、的確な深さに的確な刺激を加える。これによって生体が反応して筋膜の異常が元に戻るといった具合です。まさに職人技です。場所を間違えればまったく効果がないばかりか、余計な刺激として生体は受け止め、悪化してしまうことも十分に考えられます。


マッサージ治療を受ける場合は、医師とよく相談をして、無理のない程度に抑えることが五十肩の治療には重要と考えます

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